• 道路編(4)

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道路編(4)

施工パッケージ 新設構造物 土工 道路 標準歩掛等

当会通常価格 ¥3,300(税込)

CPD 1.7ポイント ・ CPDS 2ユニット

視聴可能期間:2026/03/31 23:59まで

【本動画の対象工種】

アスファルト舗装工 、 土工(ICT) 、 路盤工(ICT) 、 防護柵設置工(ワイヤロープ設置工)

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概要

本動画では、以下の工種について、工種概要、施工方法、積算方法などを解説します。

■動画の内容

①土工(ICT)【施工パッケージ】

②路盤工(ICT)【施工パッケージ】

③アスファルト舗装工【施工パッケージ】

④防護柵設置工(ワイヤロープ設置工)【標準歩掛】

工種

概要

施工手順

積算方法・

積算上の留意点

施工上の

留意点

①土工(ICT

②路盤工(ICT

③アスファルト舗装工

④防護柵設置工(ワイヤロープ設置工)

概要:工種の概要を解説します。

施工手順:施工手順をアニメーションを用いてわかりやすく解説します。

積算方法・積算上の留意点:予定価格の設定における積算方法や積算上の留意点を解説します。

施工上の留意点:施工における留意点を解説します。

■土工(ICT)とは

土工とは、工事現場における掘削・土砂の運搬・盛土・敷均しなどの作業を指します。

土工(ICT)とは、ICT技術を活用した土工工事を指し、ドローンやレーザースキャナー等により3次元測量したデータを基にICT建機と呼ばれる重機で施工を行います。

ICT建設機械には、MC(マシンコントロール)による自動制御システム・MG(マシンガイダンス)による操作補助があり、従来の技術と比較し、安全性の向上・効率的な施工といったメリットがあります。

ICT技術を活用した工事は年々、件数・割合ともに増えており、今後もさらなる拡大が見込まれます。

■路盤工(ICT)とは

 路盤とは、道路構造のうち上層である表層・基層と支持基盤である路床の間にある層で、上層路盤・下層路盤で構成されています。

 上層路盤は粒度調整砕石、下層路盤はクラッシャラン等で構成されます。路盤の主な役割は、路床に与える交通荷重を分散・伝達させる事です。

 路盤工が不十分・不適切な場合、道路の陥没や歪みなどのトラブルにつながる場合があります。

路盤工 (ICT)は、3D-MC(マシンコントロール)を搭載したモータグレーダを用いて施工を行います。

 ICT施工では,ブレード作業(上下)を自動で行う事で、高精度かつ効率的な施工が可能です。

■アスファルト舗装工とは

アスファルト舗装工とは、道路構造のうち最上層である表層・中間層・基層の施工を指しており、全てアスファルト混合物で構成されています。主な役割は、交通荷重の分散や交通の安全性および快適性などの路面機能を確保することです。アスファルト舗装工が不十分・不適切な場合、交通車輌の走行性が低下するなどのトラブルにつながる場合があります。

アスファルト舗装工には、次のメリットがあります。

1.コンクリート舗装工と比べ、施工が容易かつ経済的

2.打継ぎ部に目地が不要であり、走行性に優れている

3.維持補修が容易であり、メンテナンス性に優れている

■防護柵設置工(ワイヤロープ設置工)とは

ワイヤロープ設置工とは、主に中央分離帯がない2車線道路にワイヤロープ式の防護柵を設置する工事です。

ワイヤロープ式防護柵は、たわみ性のあるケーブル型防護柵に属し、従来の剛性防護柵やガードケーブルに対して支柱強度が低いため車両衝突時に容易に変形し、主にワイヤロープの引張りで抵抗する防護柵です。

そのため、対向車線へのはみ出し量は大きくなりますが、次のようなメリットがあります。

1.従来の防護柵と比較し、優れた衝突車両への衝突緩和性能を有する

2.設置に必要な幅が従来より少なく、工事費・工事期間が縮減可能

3.事故等の緊急時、人力のみで容易にロープや支柱の取外しが可能

4.復旧作業を全て人力で行え、かつ短時間での補修作業が可能

ワイヤロープ式防護柵は、中央分離帯のない暫定2車線の高速道路の正面衝突事故対策として普及が進んでいます。

■標準歩掛(積上積算方式)とは

 積上積算方式は、材料、労務、機械などの単価に数量を乗じて、直接工事費を算出する積算方式です。標準歩掛では、これらの規格や数量などが定められています。

経済調査会が発刊している「工事歩掛要覧」では、標準歩掛(積上積算方式)を掲載しています。これは、国土交通省「土木工事標準積算基準書」に準拠したものであり、国土交通省をはじめ都道府県政令市などの各発注機関で工事費算出(積算)に使用されています。

■施工パッケージ(施工パッケージ型積算方式)とは

 施工パッケージ型積算方式は、機械経費、労務費、材料費をひとまとめにパッケージ化した施工単価を用いて積算する方式です。東京地区における基準年月の施工単位当たりの標準単価に対して積算する地域及び時期の違いを補正して使用します。

経済調査会が発刊している「工事歩掛要覧」では、施工パッケージ(施工パッケージ型積算方式)を掲載しています。これは、国土交通省「土木工事標準積算基準書」に準拠したものであり、国土交通省をはじめ都道府県政令市などの各発注機関で工事費算出(積算)に使用されています。

■関連する当会発刊書籍

 工事歩掛要覧    【標準歩掛、施工パッケージが掲載されています】

 月刊 積算資料   【燃料など材料単価が掲載されています】

■出典

 令和6年度版工事歩掛要覧

 令和73月土木工事共通仕様書()

 令和73月土木工事施工管理基準()